隣にはいつもキミ
ドキドキドキドキドキドキ

「コーヒー牛乳飲まないの?」

「え?っぁ。飲むよ。」

なにドキドキしてんの?!

ぷす―

私はストローを刺した。

「おいしい!」

「っぷ!」

「何よ!」

「そういうとこ昔と全然変わってないな♪」

葵の笑顔好きだな・・・。

私まで笑顔になる・・・。

バンッ―。

「葵君!委員会送れちゃうよ。」

誰?

もしかして彼女とかじゃないよね。

「分かった。彩(あや)は先行ってて。」

「ダーメ!早く来るように言われてるの!」

「あ、じゃあまたな愛理。」

私は小さく手を振った。


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