複数人(ヤンデレ)に求愛されています
おまけ
ーー
「そういえば、このまま私たちを連れて、ゲノゲさんはどこに向かうので?」
「さあ。聞いてみれば?」
「どこに行くのですかー?」
「じゅうはちきんー」
「なんて言葉を覚えているのですか!?」
「そうか、禁止されたのはキスだけだからね。適当な場所で降ろしてもらおうか。それとも、雲の上がいい?」
「健全というものを、ゲノゲさんだけでなくあなたにも教え込みましょうか!」
「そんな君は、もう“準備”しているみたいだけどね」
「え……!」
この日、晴天のち絶叫が降り注ぐでしょう、と語り継がれる天気となりました。
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聖霊の出現により
平和になった世界。
人々の娯楽の一つに、絵本の物語を体験出来るアトラクションがあった。
上位聖霊ブックが運営する図書館『フォレ
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俺の愛し方は異常だと言われた。
恋人は閉じ込めてはいけないらしい。
外に出したら危険だと言うのに。
恋人を監視し続けてはいけないらしい。
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恋人は独占し尽くしてはいけないらしい。
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俺の愛し方は異常だと、言われたんだ。
「それでも、きっと。俺は君を好きなままなんだ」
正常でなくなるほどにーー
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彼は、悪だ。
騙しもした。
盗みもした。
殺しもした。
どうしようもないほど、
すくいようがないほど、
手がつけられないほど、
責めたくなるほど、
罰したくなるほど、
殺したくなるほど、
彼は、紛れもない悪だった。
「飯、食わなきゃ死ぬぞ?」
「まずそう」
「んなことねえよ。お前が前の飯の時も『まずそう』って言うから、わざわざここいらで一番の金持ちの家襲ってきたんだ。ほら?豪華だろ?」
「まずそうです」
「美味いのになぁ」
そう言って、悪人は無理やり私の口に食事を押し込む。
私を生かすため。
曰わく、悪人の『恋』を生かすために。
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ベリーズ文庫より10月10日発売のため
一部試し読み公開とさせていただきました
今まで読んでくださった皆様
ありがとうございました!
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「……この資料、なんですか。
あなた、脳みそ入ってるんですか?」
「すみません……」
職場ではいつも叱られてばかり
眼鏡の奥の目は冷たくて声も一段と低い
でもふたりのお家に帰ったら
眼鏡を外してネクタイを緩めた彼は
「おいで。たくさん愛してやる」
優しく柔らかく囁くの
職場では社長と秘書
おうちではラブラブ夫婦
どっちも本当
私たちの甘い生活
20170123〜20170401
【逆境シンデレラ】のヒーロー、不二基の敏腕秘書
神尾湊のその後の話
シンデレラ未読でお楽しみいただけます
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会社で評判のあの人の正体は。
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ほのぼのラブストーリー。
2014/07/18~2014/09/07
番外編も完結しました★