悲しい時も苦しい時もやっぱり笑顔で
スサン姉とはあまり遊ばなかった。
彼女のかぞくとよばれる家族、彼女の居場所は隣の島のシンガポールにある。
その2人の姉妹は以前, 私が生まれる前に,
一緒に成長した。
けどその日々は続かなかった。
彼女達の家族はバラバラにならなてればならなかった。
彼女達はきっと 苦しかったんだろう。
悲しい話だ。

次女の姉さん、チナという。
彼女は私より6つ上だ。
私と弟は年下なんだけど,
彼女にとっては 「お姉さん」とか気持ち悪い表現らしい。
だから 敬称抜きで呼ぶことになった。

私達はよく一緒に遊んだ。
私と弟は幼稚園に通っていなかった。
それは父が「子供は遊んだ方がいい。
プレッシャーはダメだ。」と思っていたからだ。
だから、私達は遊ぶ時間を沢山持っていた。

幼稚園に通ってないと言っても、
地知識を持ってないとは限らない。
父や, おばさんや, メイドさんに,
漢字や数字やローマ字や語学を教えてもらった。

弟はちょっとだらしなくて、勉強は大変だった。
私は小さい頃から本に興味を持っていたので、
父とおばさんは買いたい本をいつも買ってくれた。
好奇心が沢山ある子供で、
勉強に熱心だったので、
どうやら 周りの人に好まれていたようだ。
計算機が好きで、それの計算方法を教えてもらった。
だから 幼稚園に通わなくても、
小学校1年に入学した時、
授業はついていけないことなんかなく,
問題無かった。

むしろ、みんなが驚いたほど 私の数学はクラスのみんなより良かった。
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