“しちゃいけない恋”だったんです。





「…そうなんだ。

ありがとう、紫久礼。
ずっとそばにいてくれて。」



「あぁ。」



そう言って、ふわっと笑みをみせてくれた。
あたしも微笑み返して、ベッドから起き上がる。



「妃茉梨?まだ安静にしてないと…。」




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