“しちゃいけない恋”だったんです。





普段使われない空き教室に連れてこられ、紫久礼に急にそんなことを言われたあたしは、驚いた。



「…いいよ。」



それでも、何かあったのだろうと思い、抱きしめてあげる。



「…妃茉梨。」



「ん?」




< 129 / 265 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop