“しちゃいけない恋”だったんです。





あたしは、タブレットを拾って差し出す。

ふと顔を上げると、そこには、見知った顔があった。



「…笹本…?」



「真嶋さん…。」



「久しぶり…だな。」



そういって笑う真嶋さんは、昔と、何もかわっていなかった。



「…はい。」




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