“しちゃいけない恋”だったんです。
「クラスで浮いてた妃茉梨が気になって、俺は声をかけてた。
もし、妃茉梨が普通にクラスに馴染んでたら、俺は妃茉梨と話すこともなかったと思ってる。」
「うん。」
「それに、犯罪者が嫌なら、俺はとっくに他の女のとこいってるよ。
犯罪者とか何人殺したとか、そんなことはどうでもいい。
俺は、妃茉梨が好き。
他のやつは好きになれないことが、この10年でわかった。」
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