“しちゃいけない恋”だったんです。





「クラスで浮いてた妃茉梨が気になって、俺は声をかけてた。
もし、妃茉梨が普通にクラスに馴染んでたら、俺は妃茉梨と話すこともなかったと思ってる。」



「うん。」



「それに、犯罪者が嫌なら、俺はとっくに他の女のとこいってるよ。

犯罪者とか何人殺したとか、そんなことはどうでもいい。
俺は、妃茉梨が好き。
他のやつは好きになれないことが、この10年でわかった。」




< 246 / 265 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop