“しちゃいけない恋”だったんです。





____数ヶ月前



「さーさーもーとっ。」



確か…真嶋純輝。
同じクラスの、人気者。
容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能の完璧男。

そんな人が、クラスで浮いているあたしに、最近やけに絡んでくる。



「なんなんですか。
毎日、毎日、しつこいです。」



「そんなこと言うなよ〜。
俺はね、君に興味があるんだ。」



「はぁ…。帰っていいですか。」



「だめ。」




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