あの時手が伸ばせたなら。
「んー…」
大きく伸びをする。
昨日の夕方あれだけ寝たのに、よく夜も寝れたな。
我ながらすごい睡眠力。
自分でそう思いながら苦笑いし、スマホを手に取る。
ロックは4桁の数字で、一番単純な誕生日にしてある。
“0430”と打つとホーム画面が開いた。
すると、ラインのアプリの右上に4という数字が表示されていた。
返信しようと、アイコンをタッチする。
「えっ…」
ラインは雅人からだった。
思いもよらない人からで思わず声を漏らす。
“まさと”の表示をタッチする。
“今日は本当にごめん。直紀も悪かったって言ってる。
あいついいやつなんだけどさ、とくに女の子が苦手で…でも、慣れたらあいつから話しかけたりすると思うから嫌わないでやって!笑”
“明日から学校行くから、改めてよろしくな!
まだクラスわかんないけど、高森と同じクラスになれるといいな!
それと、直紀のラインも送るから追加してやって!
じゃな!また明日!( ´ ▽ ` )ノ”
“直紀の連絡先”
どうやらきのうの10時頃に送られてきたものだった。
最後にはかわいいパンダのスタンプが送られていた。
男子が送るとは思えないスタンプに苦笑する。
あたしは返事を送ることにした。
〝返事遅れてごめんね(汗)
もう全然気にしてないから大丈夫!
でも気をつけてね”
〝そっか、昨日は見学に来てたんだ。
見覚えのない顔だと思ったよ。
慣れるまで大変だと思うけど、頑張って!
同じクラスになれるといいね!!
それと、直紀のライン追加したよ!
じゃあ、また会えたら学校でね。”
最後にあたしが気に入ってるうさぎのスタンプを送った。
そこまでするとあたしはスマホを机の上に起き、着替えを始める。
「みづきー!!起きないと遅刻だよー!」
いつもの時間になってもリビングに来ないあたしがまだ起きてないと思ったのか、お母さんは階段の下から大声を出した。
「もう起きてる!」
慌てて返事をする。
時計を見るといつもより15分くらい遅れていた。
「やばっ!」
驚いて声を出した。
10分後にはでないと部活遅刻決定だ…
急いで階段を下り、ご飯を味噌汁に投入して勢いよく食べた。
「いってきまーす!」
大きく伸びをする。
昨日の夕方あれだけ寝たのに、よく夜も寝れたな。
我ながらすごい睡眠力。
自分でそう思いながら苦笑いし、スマホを手に取る。
ロックは4桁の数字で、一番単純な誕生日にしてある。
“0430”と打つとホーム画面が開いた。
すると、ラインのアプリの右上に4という数字が表示されていた。
返信しようと、アイコンをタッチする。
「えっ…」
ラインは雅人からだった。
思いもよらない人からで思わず声を漏らす。
“まさと”の表示をタッチする。
“今日は本当にごめん。直紀も悪かったって言ってる。
あいついいやつなんだけどさ、とくに女の子が苦手で…でも、慣れたらあいつから話しかけたりすると思うから嫌わないでやって!笑”
“明日から学校行くから、改めてよろしくな!
まだクラスわかんないけど、高森と同じクラスになれるといいな!
それと、直紀のラインも送るから追加してやって!
じゃな!また明日!( ´ ▽ ` )ノ”
“直紀の連絡先”
どうやらきのうの10時頃に送られてきたものだった。
最後にはかわいいパンダのスタンプが送られていた。
男子が送るとは思えないスタンプに苦笑する。
あたしは返事を送ることにした。
〝返事遅れてごめんね(汗)
もう全然気にしてないから大丈夫!
でも気をつけてね”
〝そっか、昨日は見学に来てたんだ。
見覚えのない顔だと思ったよ。
慣れるまで大変だと思うけど、頑張って!
同じクラスになれるといいね!!
それと、直紀のライン追加したよ!
じゃあ、また会えたら学校でね。”
最後にあたしが気に入ってるうさぎのスタンプを送った。
そこまでするとあたしはスマホを机の上に起き、着替えを始める。
「みづきー!!起きないと遅刻だよー!」
いつもの時間になってもリビングに来ないあたしがまだ起きてないと思ったのか、お母さんは階段の下から大声を出した。
「もう起きてる!」
慌てて返事をする。
時計を見るといつもより15分くらい遅れていた。
「やばっ!」
驚いて声を出した。
10分後にはでないと部活遅刻決定だ…
急いで階段を下り、ご飯を味噌汁に投入して勢いよく食べた。
「いってきまーす!」