君と出会えて

心の中にずっとしまってきた


「秀さんのことが好きです」

私がそう言うと優しく笑う秀さん

『俺も好きだよ。桃華』


そう言って私の涙を親指で拭ってくれる


『泣くなよ。桃華、これからは俺がお前をずっと守るよ。お前は笑ってる顔が似合うんだからさ』

「秀さん……」

私は秀さんに笑顔を向けた

秀さんは私の頬に手を添える


秀さんの顔が少しずつ近づいてくる

その瞬間唇に柔らかい何かが触れる


秀さんとキスした??!!!

優しく触れるだけのキス


初めてのキスは私の涙でしょっぱい味がした


私の初めて出来た大切な人。



秀さん大好き。

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