君と出会えて


けど秀は優しく笑った

けどその顔は今にも泣き出しそうな顔だった……。

「秀どーしたの?」
私は秀に聞いた

『桃華は、俺の傍にずっといてくれる……?』
秀は悲しそうに私に聞いた

どおして……。そんな顔をしてるの……

けど今は私に出来ることは……

「ずっと秀の傍にいるよ!何があっても」

ずっと秀の傍にいること。


『誓うか?』
秀がまた聞いてくる

「誓うよ!!!」
私は秀に言った

すると秀は

『ありがとう』

と言って優しく笑った


そして2人抱き合いながら眠りについた……。

秀……。今私に出来ることはあなたの傍にいること……。
誓うよ……。ずっと。




けど少しずつ近づいていた。
この誓いが嘘になる日が……



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