君と出会えて


「や、やめて!」
私が反抗しても

今度は無理やり舌を絡ませてくる

「いや!!!」
私は強い力でおした

『チィ。まぁいい』

「なんでこんなことするの……」

『俺はな秀に捨てられたんだよ。』

「何言って……」

『俺達の母親はすぐ死んで父親が俺達のことを育ててくれたんだが俺達に毎日毎日暴力をふるってくる。そして中2のころそれに耐えきれなくなった秀は家を出た。俺をおいて。まぁあれ以来暴力をなくなったが俺は秀を恨んだ。あいつを大切な物をすべて奪うってな』


「……そんな」

『まぁまずはあんたからだ。来るといーな秀が。まぁあいつはすぐに人を裏切るんだ』

「そんなこと……」

『あるんだよ』
私が最後まで言い終わる前に遮られた

『まぁーいい。これからここにいてもらう』
そう言ってぜつは部屋を出ていった

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