君と出会えて


『笑って……』
俺は桃華の笑顔に惚れたんだよ。

『お願い……』
あの時からずっと……。

桃華は必死に涙をこらえて俺に笑顔を向けてくれた

『やっぱり……桃華は……笑ってる……か、おが…1…番だな』
俺はこの笑顔を見たかったんだ。
この笑顔に惚れたんだ。
俺に初めて恋を教えてくれたんだ。
光をくれたんだ。

『……約束……守れなくて……ごめんな』
ごめん。桃華。傍にいてやれなくて。

「……いや!秀!」
「起きてよ。ねぇってば」
桃華の悲しい声が聞こえる

ごめんな。桃華。

そしてそこで俺の意識は途切れた

side❥❥❥秀 end
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