君と出会えて

『ほんと!ありがとう!兄貴』
仲直りしたみたいでよかったな。
私もぜつに会えてよかったって思ってる。
秀のことをもっとしれた気がしたから

『おう!けど俺はまだあのことに関しては怒ってるぞ?』
ん?あのこと?

『あー。あれか。兄貴ちょっと』
そう言ってぜつは秀の耳元でなにか話している

『はぁーーー!!!』
秀がいきなり大声をだした

『ごめん!兄貴。てことで、桃華、兄貴またな!』
ぜつは秀を怒らせて帰って言った


「……。あのー、秀?」

『桃華ちょっと』
少し怒り気味な秀。
私は秀の方に近づいたと同時に

『グイ』
またもや腕を引かれ
唇を塞がれた

秀の舌が口の中に入ってきて舌を絡めてくる

「んー。……しゅ、う」

『消毒完了。』

「え???」

『桃華……ぜつとキスしただろ?』

「……。」私は素直に頷いた

『はぁー。やっぱり。』

「ごめん。秀、いきなりで抵抗できなくて……」

『……』

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