君と出会えて


お互い少しずつ動きながら相手の様子を伺う

私から攻めたら負ける。

拓人だって幹部なんだから油断禁物だよね!

『いくで、桃華』
そう言って拓人が攻めてきた

きた。
右から拳が飛んでくる

それを軽く交わす
次は左
それも軽く交わす

また右
それは手で受け止めたけど
やっぱり幹部のパンチは

「いた……」

『え、ごめん桃華。』

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