君と出会えて
『お前名前なんて言うの?』

秀さんが聞いてきた


「藤井 桃華(ふじい ももか)」


『桃華かぁ、名前に似合う髪だな』

そして私を見つめて優しく笑う秀さん


「どおして?そんなこと言ってくれるの?ずっとこの髪と目でからかわれてきたそしてみんな離れていった、だからこの髪も目も大嫌いだったのに」

『はぁ?バカじゃねーの?どおしてそれだけでお前から離れなきゃいけねーんだよ?』

「え?」

『髪とか目とか関係ねーじゃん、お前はお前だろ?たったこれだけで離れてくやつなんてこっちから離れちまえよ!』

「……」

『桃色の髪なんて俺達にぴったりの仲間じゃねーか』

周りをみるとみんな優しく笑ってる
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