クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
「たぶん病み上がりだからです。昨日ぐっすり休んだのでもう大丈夫ですよ。それにしても、柳田さんってうちの部の研究員さんとも親しいんですね。お花見の時に、みんなと打ち解けて話してて……」
柳田さんはうちの部の研究員さんのこともちゃんと名前で呼んでいる。
「ああ。それは、私が前の前の庶務担だったからよ。だから、ここにもひとりで入ってこれるの。前任者が辞めた時は、私がここの担当を兼務してたしね」
言われてみれば、ここってデータ登録した人しか入れないんだっけ。
「それにしても、お花見の時に思ったけど、本多さん、和久井さんのこと甲斐甲斐しく世話してたわよね」
柳田さんの話にギクッとする。
これ以上は触れて欲しくない話題だ。
「た、多分、私が右も左もわからずおろおろしていたからですよ」
柳田さんはうちの部の研究員さんのこともちゃんと名前で呼んでいる。
「ああ。それは、私が前の前の庶務担だったからよ。だから、ここにもひとりで入ってこれるの。前任者が辞めた時は、私がここの担当を兼務してたしね」
言われてみれば、ここってデータ登録した人しか入れないんだっけ。
「それにしても、お花見の時に思ったけど、本多さん、和久井さんのこと甲斐甲斐しく世話してたわよね」
柳田さんの話にギクッとする。
これ以上は触れて欲しくない話題だ。
「た、多分、私が右も左もわからずおろおろしていたからですよ」