クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
コンセプトは“親友”。
「やあ、杏ちゃん、いらっしゃい。午後にはこいつ搬入しちゃうから相手してやって」
織田さんが笑顔で迎えてくれて、私はピコの前に立った。
なんだかワクワクする。
ピコのこのクリクリの目を見ていると、ある動物を思い出す。
永遠の家で飼ってたチワワの『ピコ』だ。
ひょっとして永遠がデザインとか名前を決めたのだろうか?
「ピコの名付け親って誰なんですか?」
私が後ろを振り返ると、真後ろにいた永遠がしかめっ面で答えた。
「先週うちに来た迷惑専務。こいつを一目見て『ピコ』って叫んで抱きついて、上の会議でもそのまま『ピコ』に決定」
私情で決めちゃったんですね。
ははは……専務である湊さんに逆らえる人なんていないだろうな。
会議の時の湊さんを思い浮かべながら私は苦笑する。
「じゃあ、自分の名前を言って挨拶してみて」
「やあ、杏ちゃん、いらっしゃい。午後にはこいつ搬入しちゃうから相手してやって」
織田さんが笑顔で迎えてくれて、私はピコの前に立った。
なんだかワクワクする。
ピコのこのクリクリの目を見ていると、ある動物を思い出す。
永遠の家で飼ってたチワワの『ピコ』だ。
ひょっとして永遠がデザインとか名前を決めたのだろうか?
「ピコの名付け親って誰なんですか?」
私が後ろを振り返ると、真後ろにいた永遠がしかめっ面で答えた。
「先週うちに来た迷惑専務。こいつを一目見て『ピコ』って叫んで抱きついて、上の会議でもそのまま『ピコ』に決定」
私情で決めちゃったんですね。
ははは……専務である湊さんに逆らえる人なんていないだろうな。
会議の時の湊さんを思い浮かべながら私は苦笑する。
「じゃあ、自分の名前を言って挨拶してみて」