クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
朝早いんだっけ?ちゃんと間に合ったのかな?

『もっと寝てていいよ』って永遠が夢で言ってたような……あれも現実だったのか。

左手で髪をかき上げると、何か違和感を感じた。

ん?

左手を広げて見てみれば、薬指に見覚えのない指輪がはまってて思わず目を丸くした。

「ええ~?」

眠気が一気に吹き飛んで、まじまじと指輪を眺める。

一カラットはありそうな美しいダイヤの周りには可愛いメレダイヤが散りばめられていてまるでバラの花のよう。

こんなことをする犯人はひとりしかいない。

……永遠だ。いつの間に?でも……。

「綺麗……」

サイズもピッタリだ。
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