クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜

それは……女の子なら誰でも憧れる魔法の言葉。

「永遠……」

感極まって胸が熱くなる。

何気ない話のつもりだったのに、ここでプロポーズされるなんて思わなかった。

これは……夢じゃないよね？

もし……夢なら覚めないで。

子供の頃から永遠にプロポーズされるのをずっと夢見ていた。

「シリウスに入社した頃、俺は自分の開発のことで頭が一杯だった。でも、杏と会わなくなって三年くらい経った時、ふと虚しさを感じたんだ。俺がいくら凄いロボットを作っても、側で喜んでくれる人がいなければ意味がない。でも、そんな気持ちに蓋をして……開発に没頭したけど……そんな生活に自分でも限界を感じてた」

「……そう言えば織田さんが永遠が心配って言ってたことがあった」