クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
「ああ、織田さんにはかなり心配かけたと思う。いつも遅くまで残業してたし、朝になって家に帰るっていう日も珍しくなかった。自分でも精神的におかしくなりそうってのがわかって……杏に会いに行こうとしてその指輪を買ったんだ」
永遠は私の左手の指輪にそっと触れる。
「ずっと杏がいるのが当たり前になってて、杏が俺の前からいなくなるなんて思わなかった。もう二度と失いたくないんだ」
「私で本当にいいの?」
「杏じゃないとダメなんだ」
永遠の曇りのない真っ直ぐな目が私の瞳を射抜く。
「……私も……永遠だけだった。永遠のお嫁さんになるのをずっと夢見てて……」
私も永遠に自分の想いを伝える。
お姉ちゃんとのキスを見て……その夢は終わったって思ってた。
私の夢は叶わないんだって……。
でも、……六年も時が流れたのに、永遠は私のことを好きでいてくれた。
永遠は私の左手の指輪にそっと触れる。
「ずっと杏がいるのが当たり前になってて、杏が俺の前からいなくなるなんて思わなかった。もう二度と失いたくないんだ」
「私で本当にいいの?」
「杏じゃないとダメなんだ」
永遠の曇りのない真っ直ぐな目が私の瞳を射抜く。
「……私も……永遠だけだった。永遠のお嫁さんになるのをずっと夢見てて……」
私も永遠に自分の想いを伝える。
お姉ちゃんとのキスを見て……その夢は終わったって思ってた。
私の夢は叶わないんだって……。
でも、……六年も時が流れたのに、永遠は私のことを好きでいてくれた。