クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
「大丈夫だよ。モルヒネを投与してもらったから、まだ意識が朦朧としてるのかもしれない」
湊さんの説明から数分経つと、意識がはっきりしてきたのか姉は口を開いた。
「……湊?……杏に……喋っちゃったの?」
「ごめん。さすがにもう隠せなかったよ」
湊さんは申し訳なさそうに姉に謝った。
「……そっか。ずっと隠しておきたかったんだけどな。このポンコツの身体じゃ無理だったか……」
悲痛な表情で姉はじっと天井を見ている。
「何言ってんの!そんな大事なことずっと隠しておくつもりだったの?」
目に涙を浮かべながら姉を責めると、彼女はフッと笑った。
「杏が今みたいに泣くのがわかってたからよ。言っておくけど、側で看病するとか言わないでね。そんな暗い顔した人、見たくないの。それに、自分の結婚延ばすっていうのもなしよ。私のせいで結婚が遅れたなんて言われたらたまったもんじゃないわ」
湊さんの説明から数分経つと、意識がはっきりしてきたのか姉は口を開いた。
「……湊?……杏に……喋っちゃったの?」
「ごめん。さすがにもう隠せなかったよ」
湊さんは申し訳なさそうに姉に謝った。
「……そっか。ずっと隠しておきたかったんだけどな。このポンコツの身体じゃ無理だったか……」
悲痛な表情で姉はじっと天井を見ている。
「何言ってんの!そんな大事なことずっと隠しておくつもりだったの?」
目に涙を浮かべながら姉を責めると、彼女はフッと笑った。
「杏が今みたいに泣くのがわかってたからよ。言っておくけど、側で看病するとか言わないでね。そんな暗い顔した人、見たくないの。それに、自分の結婚延ばすっていうのもなしよ。私のせいで結婚が遅れたなんて言われたらたまったもんじゃないわ」