クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
「お姉ちゃん……」
でも……私はなかなか首を縦に振ることが出来なかった。
姉が苦しんでいるのに海外になんて行けるわけがない。
無茶言わないでよ。
「杏……おね……が……い」
姉がまた私の目を見据え、言葉を繰り返す。
「楓さん達の代わりに行きますよ」
ずっと静観していた永遠が突然私の両肩に手を置いて、姉にはっきり告げる。
「ちょっと永遠!何言ってるの?」
振り返って永遠を振り返り抗議すると、彼は柔らかな笑みを浮かべる。
「楓さんの願い叶えてあげよう」
「永遠君……ありがとう。湊、あれお願い」
姉は涙声で礼を言うと、湊さんに何か目配せする。
すると、彼は病室の外に出て、数分後に双方の両親を連れて戻ってきた。
湊さんの手には封筒が握られている。
でも……私はなかなか首を縦に振ることが出来なかった。
姉が苦しんでいるのに海外になんて行けるわけがない。
無茶言わないでよ。
「杏……おね……が……い」
姉がまた私の目を見据え、言葉を繰り返す。
「楓さん達の代わりに行きますよ」
ずっと静観していた永遠が突然私の両肩に手を置いて、姉にはっきり告げる。
「ちょっと永遠!何言ってるの?」
振り返って永遠を振り返り抗議すると、彼は柔らかな笑みを浮かべる。
「楓さんの願い叶えてあげよう」
「永遠君……ありがとう。湊、あれお願い」
姉は涙声で礼を言うと、湊さんに何か目配せする。
すると、彼は病室の外に出て、数分後に双方の両親を連れて戻ってきた。
湊さんの手には封筒が握られている。