クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
姉の病気のこともあるし迷いもあったけど、こうするのが姉に一番喜んでもらえると思ったのだ。
『病は気から』っていうし、嬉しいことがあれば、姉の病状も良くなるかもしれない。
姉が言ったように、暗い顔した私が姉の側にいても却って姉に気を遣わせるだけで、病気は良くはならないだろう。
休日窓口にいるおじさんに永遠と一緒に書類を提出しただけだけど、おじさんが『おめでとうございます』って言ってくれてとても嬉しかった。
『これからも末長くよろしく、奥さん』
永遠が愛おしげに呟いてじっと私を見る。
……なんか急に『奥さん』って言われると照れ臭い。
『こちらこそ、よろしくお願いします』
ペコリと永遠に向かって頭を下げ、はにかんだ笑みを浮かべると、彼は私の手を優しく握った。
『もう離さないから』
『病は気から』っていうし、嬉しいことがあれば、姉の病状も良くなるかもしれない。
姉が言ったように、暗い顔した私が姉の側にいても却って姉に気を遣わせるだけで、病気は良くはならないだろう。
休日窓口にいるおじさんに永遠と一緒に書類を提出しただけだけど、おじさんが『おめでとうございます』って言ってくれてとても嬉しかった。
『これからも末長くよろしく、奥さん』
永遠が愛おしげに呟いてじっと私を見る。
……なんか急に『奥さん』って言われると照れ臭い。
『こちらこそ、よろしくお願いします』
ペコリと永遠に向かって頭を下げ、はにかんだ笑みを浮かべると、彼は私の手を優しく握った。
『もう離さないから』