クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
夢見心地でそのままぐっすり眠ると、次の日の朝、ピピピと小鳥のさえずりが聞こえて気持ちよく目が覚める。

永遠が私を背後から抱き締めるように眠っていて、幸せな気持ちで一杯になった。

身じろぎして彼に向き合う。

永遠はまだ眠っている。

何度見ても彫刻みたいに綺麗な顔。

キスしたらビックリするかな?

ちょっとイタズラしたくなって、永遠に顔を近づけチュッと軽く口付けると、ガシッと彼に頭を捕まれ、逆に彼に深く口付けられた。

「……と……わ……」

永遠の蕩けるような極上のキスに翻弄される私。

突然キスが終わり、トロンとした目で彼を見る。

「……永遠?」

「おはよ。杏って意外に積極的なんだ?まだ物欲しそうな顔してるよ」
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