クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
永遠がプログラミング?

え?ちょっと待って‼

うっすら目を開けると、ベッドの端に座りながら、永遠がノートパソコンで仕事をしていて……。

私……まだ夢でも見てる?

目をしばたくが、目に映る状況は何も変わらない。

私の視線を感じたのか、永遠は見ていたノートパソコンの画面から顔を上げた。

「起きた?気分はどう?」

永遠がノートパソコンをベッドの脇に置いて、私に声をかけるが私は何も答えられなかった。

何で永遠と一緒にいるの?

やっぱり夢なのだろうか?

ボーッとした頭で永遠の顔を見ていると、彼が私に覆い被さるように近づいて来て……。

「熱は?」

そう呟いて永遠が額をコツンと私の額に当てる。
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