クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
永遠は当然のように平然とそんな言葉を口にする。

いやいや……それはおかしいでしょう?

永遠が私の代わりに欠勤連絡って……親族じゃないんだから。

あなたが織田さんに伝えたら、余計私との関係を疑われるよ。

「必要ないよ。私、会社に行くから」

とにかく家に帰って一度落ち着かなければ……。

今……何時なんだろう?

ベッドから出て立ち上がると身体がふらついて、側にいた永遠に抱き止められた。

「無理するからだよ。ここ最近ちゃんと睡眠取れてないよね?今は熱下がったけど、昨日の夜は三十八度九分熱があったんだ。大人しく寝てないとまた倒れるよ」

……だからって、永遠のマンションでぐっすり寝れるわけがない。

「大丈夫。倒れないよ」

永遠の手を振り払おうとするが、彼の力の方が強くて出来なかった。
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