cherish【チェリッシュ〜恋のライバルは男!?〜】
【第二章】
あと3日
私の苦手なもの。
コーヒーとタバコが混じったような息の匂い。
(満員電車の時は死にそうになる)
怖い話。
クラゲ。
グリンピース。
そして
…英語。
「42点…」
採点後のテスト用紙を手に、ガックリと肩を落とした。
「あら、ひどいわね」
涼しい顔で私の手元を覗き込んでいる栞。
「どうしよ?!
確か50点以下って追試だよね…?」
「そうだね」
うぅ…冷静…。
「せっかくの夏休みなのに…」
追試の為に学校に行かなくちゃいけないなんて…
「心〜!栞〜!」
天然の桃がやってきた。
「夏休みにさーみんなで海行こうよ!」
海…
「いいよ」
「私パス…」
「えー何で?!」
「昔、海でクラゲにさされたの。それがトラウマで…」
めっちゃくちゃ腫れて、痛くてたまらなかった。
それ以来、海には入っていない。
コーヒーとタバコが混じったような息の匂い。
(満員電車の時は死にそうになる)
怖い話。
クラゲ。
グリンピース。
そして
…英語。
「42点…」
採点後のテスト用紙を手に、ガックリと肩を落とした。
「あら、ひどいわね」
涼しい顔で私の手元を覗き込んでいる栞。
「どうしよ?!
確か50点以下って追試だよね…?」
「そうだね」
うぅ…冷静…。
「せっかくの夏休みなのに…」
追試の為に学校に行かなくちゃいけないなんて…
「心〜!栞〜!」
天然の桃がやってきた。
「夏休みにさーみんなで海行こうよ!」
海…
「いいよ」
「私パス…」
「えー何で?!」
「昔、海でクラゲにさされたの。それがトラウマで…」
めっちゃくちゃ腫れて、痛くてたまらなかった。
それ以来、海には入っていない。