ただただ君が好きでした
これを恋というんですか
―これを恋というんですか―
ザッザッザ
石の音がする体育館裏。
マナ先輩は、あの日と同じ場所にあの人同じように座って、音楽を聴いている。
しばらくこのまま見ていたいと思うような、かっこよさだった。
やっとふたりで会えた。
「お、来たか」
私に気付いたマナ先輩は、イヤホンを外す。
「何、聴いてたんですか?」
「今は、英単語。もう留年できねぇからな」
「勉強ですか!受験生ですもんね」
「受験しないけど、受験生」
「え~!受験しないんですか?」
「俺、バカだもん」
目が離せなかった。
久しぶりに近くで見るマナ先輩は、あの日と同じはずなのに、あの日よりもかっこよくてキラキラしてて。
私の中で存在感が大きくなりすぎていて・・・・・・
ザッザッザ
石の音がする体育館裏。
マナ先輩は、あの日と同じ場所にあの人同じように座って、音楽を聴いている。
しばらくこのまま見ていたいと思うような、かっこよさだった。
やっとふたりで会えた。
「お、来たか」
私に気付いたマナ先輩は、イヤホンを外す。
「何、聴いてたんですか?」
「今は、英単語。もう留年できねぇからな」
「勉強ですか!受験生ですもんね」
「受験しないけど、受験生」
「え~!受験しないんですか?」
「俺、バカだもん」
目が離せなかった。
久しぶりに近くで見るマナ先輩は、あの日と同じはずなのに、あの日よりもかっこよくてキラキラしてて。
私の中で存在感が大きくなりすぎていて・・・・・・