ただただ君が好きでした
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
マナ先輩は、ものすごく人気のある遠い世界の人なのに・・・・・・
私は、生まれてきて初めてかもしれないくらい、ドキドキしちゃいました。
これがときめきってヤツですか。
もしかして、これが恋ってヤツですか。
「どしたんだよ」
「いえ、何でもないです」
かっこいい人って自分がかっこいいってことに気付いていないの?
今、どれだけ私にドキドキをくれたか、気付いてない??
「じゃ、明日断髪式な!昼休みに、ここ集合」
「はいっ!!」
放課後じゃなくて、昼休みってことに、また嬉しさが込み上げる。
いつもバスケしたり楽しそうにしている昼休みを私と過ごしてくれるなんて、ね。
期待なんてしない。
永遠の憧れでいい。
笑顔で生きるためのパワーの源として、私のそばにいてください。