意地悪なあいつと同居生活♡


「はぁ…裕也と同居なんて最悪…。」



自分の着替えなど、いろいろ鞄に詰めながら、ボソッと呟く。




「悪かったな、最悪で。」

「⁉︎」



ふいに背後から聞き慣れた声がした。




「ゆ、裕也…⁉︎」




いつの間にか裕也が部屋に入っていた。




「ちょっと!女の子の部屋に勝手に入ってこないでよ‼︎」

「女の子?誰のことだ?」

「なっ…‼︎」




そう言って裕也はいつもの悪戯な笑みを浮かべる。裕也はこんな風にいつも私を子供扱いしてくる。



ホントムカつく…‼︎





キッと睨み付けると裕也は面白そうな顔で言う。




「安心しろよ。お前のど貧乳に興味なんてねーから。」

「なっ…!さいってーー‼︎」



ベーーっと裕也に向けて舌を出す。




「…そういうとこが子供なんだよ。」

「ふんだ!裕也に私の魅力なんてわかってもらわなくていいもーん!」

「言われなくてもわかりたくねーよ。」

「っ…!もうサイテー!大っ嫌い‼︎」




バンッと私は裕也を追い出し、乱暴にドアを閉めた。その後も私はいそいそと仕度をした。




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