意地悪なあいつと同居生活♡
必要な荷物を全部詰めた後、私はリビングへと向かった。すると、玄関にお父さんとお母さんが出て行くところだった。裕也がそれを見送る。
「じゃあ裕也君。1ヶ月の間、心愛のことよろしくね。」
「はい、任せてください。」
そう言うと、お父さんとお母さんは出て行った。
家には私と裕也2人だけ。
「こ、これから…よ、よろ…しく…ね…。」
「ああ。」
それだけ言うと、2人は裕也の家へと向かった。