意地悪なあいつと同居生活♡
____5秒後。
私と裕也の家は隣同士なので、すぐに着いた。
「お…お邪魔します…。」
「どーぞ。」
気まずい雰囲気の中、私たちは中に入る。
「そーいえば、私が裕也ん家に来るの久々じゃない?ほら、いつもは裕也が私の家に来るから。」
「そーか?」
「うん。」
そんな会話をしながらも私は裕也に着いて行く。
荷物を引きずりながら2階へ上がると、私はふと思った。
「あ…あのさ…私も裕也の部屋で一緒に寝るの…?」
そう聞くと、裕也の顔がみるみるうちに赤くなっていく。
「バカかお前は。んなわけねーだろ!隣の空き部屋だよ!」
「だっ、だよねっ‼︎」
あー…恥ずかし……。
顔を赤くしながら私は隣の空き部屋に荷物を置いた。