青空に響く歌
「これ、合成だよ。」


「そんなわけないでしょ!?あなたたち付き合ってるって学校中噂がたってんのよ!?今更言い逃れができるとでも思ってるわけ!?」


教室が一気に静まり返る。


すると、昼休みが終わると同時に彼が帰ってきた。


「何の騒ぎ・・・?」


彼がそう尋ねると、


「ううん、何でもないの!気にしないで、星野くん!」


一気に何事もなかったように満面の笑みで言う子。


それから私はいじめを受けることとなってしまった。


彼はそのことを知らない・・・。
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