青空に響く歌
「てか、誰だっけ・・・。」
「えっ・・・?」
「名前。俺、自己紹介とか全く聞いてないから名前とか全然覚えてない。」
「天川星奈だよ。」
「天川ね。」
「あ、星野くんって歌以外に好きなことないの?」
「特に・・・。」
「そ、そうなんだ。」
全く会話が続かない。
すると突然彼が口を開いた。
「天川は好きなことないの?」
「私?私は・・・天体観測かな。」
「あー・・・何か星好きそうだな。」
「それ名前からそう思ったでしょ。」
「うん。」
「星野くんは星好きじゃないの?」
「別に嫌いってわけじゃないかな・・・。」
「そうだよね。だって苗字に星ってついてるもんね。」
「いや、別に関係ないから。」
彼はふっと笑った。
初めて彼の笑ったところを見た。
嬉しくなって私もつられて笑った。
「何がおかしいんだよ。」
「ううん、やっと笑ってくれたと思って。」
「俺だってれっきとした人間なんだから笑うに決まってんだろ。」
「そうだね。」
こんな風に彼との会話も少しずつ慣れてきた。
何故だか彼としゃべってると時間があっという間に過ぎている気がした。
「えっ・・・?」
「名前。俺、自己紹介とか全く聞いてないから名前とか全然覚えてない。」
「天川星奈だよ。」
「天川ね。」
「あ、星野くんって歌以外に好きなことないの?」
「特に・・・。」
「そ、そうなんだ。」
全く会話が続かない。
すると突然彼が口を開いた。
「天川は好きなことないの?」
「私?私は・・・天体観測かな。」
「あー・・・何か星好きそうだな。」
「それ名前からそう思ったでしょ。」
「うん。」
「星野くんは星好きじゃないの?」
「別に嫌いってわけじゃないかな・・・。」
「そうだよね。だって苗字に星ってついてるもんね。」
「いや、別に関係ないから。」
彼はふっと笑った。
初めて彼の笑ったところを見た。
嬉しくなって私もつられて笑った。
「何がおかしいんだよ。」
「ううん、やっと笑ってくれたと思って。」
「俺だってれっきとした人間なんだから笑うに決まってんだろ。」
「そうだね。」
こんな風に彼との会話も少しずつ慣れてきた。
何故だか彼としゃべってると時間があっという間に過ぎている気がした。