幽霊くんに恋しました。

「し、失礼しまーす。」

しんと静まり返った部屋は私にさらに恐怖を与える。

部屋中の隅々を念入りに確認したが、出そうな雰囲気は無かった。

生活に必要な物は全てしまい一息いつた時

「おー。新しいお客さん?」

「えっ?!」

後ろを振り返ると私と同じ制服を来た少年がいた。

「なんで?!私霊感ないし!なんで見えんのー!」

「これもなにかの縁だろ」
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