白龍~史上最強総長はネムリヒメ!?~

その日の授業も終わり、俺と健司と透と陸は倉庫に向かった。


聖がいないって?


あぁ、あいつは女と遊びに行った。倉庫になんか大事な会議と抗争の時しかいない。


そんなんじゃ下っ端もダメだな。


とは思うものの、俺は何もしない。


いや、できないんだ。怖くて。


俺は総長っていうものとだけでしかみられてないんじゃないかって。









そして、いつも通り倉庫で夜まで過ごす。


パソコンさわったりゲームしたり様々だ。


『なぁ、お前らー。今日の2人がどう思う?』


気がつけば俺はそう問いかけていた。


透「相当強いよ。パンチをうけた俺が証明する。」


正樹「それに、怪しそう。」


健司「やはりですか・・・・・。」


今までパソコンをいじってた健司が呟いた。


『どうした?』


健司「いやぁ、ためしに2人の情報調べてみましたけどなにもなかったです。」


『なにもない、だと?』


健司「はい、ほんとになにもないです。住所すら。」


これはますます怪しいな・・・・・。


『明日聞いてみるか・・・・・。』


しかし、2人は次の日もその次の日も来なかった。
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