やっぱり俺のお気に入り

優の唇が俺の唇に重なる。



俺は驚いて避けようとしたがタイミングがつかめない。



優は俺の首に腕を絡めキスを続ける。



熱いくらいに唇から伝わってくる優の思い。



これは受け入れる訳にはいかねぇんだ・・・・・。



拒否しなければ・・・・・未来を裏切ることになる。



ダメだ・・・・・と思っている俺がいるはずなのに・・・・・。



「・・・んっ・・・あっ・・・・・」



優のかすかな甘い声に俺はいつの間にか夢中になってキスしていた。



ヤバイ・・・・・このままじゃ・・・止まらなくなる。



止めておけ・・・・・。



心の中の俺は必死に叫ぶのに・・・・・。



俺は浮かんだ未来の笑顔までかき消して優と唇を重ね合った。