やっぱり俺のお気に入り
9☆☆☆あいつの歌声☆☆☆
見るからに真面目そうなメガネ。
きっちり結わえた髪。
見事なほど校則どおりの着こなしの制服。
今、目の前にいる彼女は俺のことなんかまるで視界に入らないかのように慌てていた。
そう、平岡未来。
俺の彼女。
「なんかね、文化発表会、うちのクラス・・・バンドをやることになってね。それで、それで・・・あたし、くじ引きでボーカルになっちゃって・・・どうしよう/////」
未来はブツブツ独り言のように、
「あ~~ムリ、ムリ、ムリ、ムリ・・・・・・・」
とつぶやき続け首を振る。
その様子がなんだかおかしくて俺は思わず笑ってしまった。
「んもぅ~!なんで笑うの???こんなにあたしが悩んでるのに~~。ヒドイ・・・龍斗・・・」
なんて拗ねて見せる未来。
きっちり結わえた髪。
見事なほど校則どおりの着こなしの制服。
今、目の前にいる彼女は俺のことなんかまるで視界に入らないかのように慌てていた。
そう、平岡未来。
俺の彼女。
「なんかね、文化発表会、うちのクラス・・・バンドをやることになってね。それで、それで・・・あたし、くじ引きでボーカルになっちゃって・・・どうしよう/////」
未来はブツブツ独り言のように、
「あ~~ムリ、ムリ、ムリ、ムリ・・・・・・・」
とつぶやき続け首を振る。
その様子がなんだかおかしくて俺は思わず笑ってしまった。
「んもぅ~!なんで笑うの???こんなにあたしが悩んでるのに~~。ヒドイ・・・龍斗・・・」
なんて拗ねて見せる未来。