やっぱり俺のお気に入り
そう願う俺の気持ちが伝わるの?



「あたしも龍斗が大好き・・・」



なんてささやく未来をもっと強く抱きしめたくて・・・・・。



「怖くない?大丈夫?」



そっと触れた唇から愛しさがあふれ出す。



「・・・うん・・」



その上目遣いは俺をもっと加速させるんだよ?



それが分かってるの??



「イヤだったら言えよ・・・」



未来の肌に触れて・・・・・



未来の声が耳元に聞こえて・・・・・



触れ合って・・・・・求め合うことの意味。



今ようやく俺は分かったような気がする。



それは未来が俺に教えてくれたんだ。



身体だけじゃなく心も繋がるから・・・・・



こんなに幸せを実感出来るってことを。





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