やっぱり俺のお気に入り
まだかすかに赤く、よく見ると俺が殴った左の頬はまだ腫れている青山。
俺の視線に気付き、笑顔を向けてくる。
俺はその笑顔を受け入れることなく、ただ無表情のまま青山を見ていた。
「俺な・・・未来はずっと俺のことを好きだと思ってたんだよ。好きではないとしても、俺を好きになるって自信もあった。それが・・・いきなり彼氏が出来たとか嬉しそうに話すからさぁ・・・正直焦ったっていうかさ・・・」
「でもあんただって付き合ってる女がいるんだろ??」
「ああ、大学ん時からの古い付き合いの彼女がいる。まぁ、お互い割り切った付き合いっつうか、そんな感じの・・・な」
「じゃあ、なんで未来と付き合いたいとか・・・意味分かんねぇけど??その女とは別れる気ねぇんだろう??」
「う~ん・・・まぁな・・・。でも、未来とは、未来が卒業してから付き合えばいいと思っていたからな。未来とは急ぐ必要なんてないってね。でも違った。そうじゃなかったんだ。未来はお前に・・・お前を好きになったからどんどん変わっていったからね」
「だからって・・・」
「お前のこと話す時の未来はさ、すごく幸せそうで、未来が一番いい顔する時はお前と一緒の時だし・・・何よりも未来は自分に自信をつけていったんだよな。それが俺にはどうしても許せなかった・・・未来は俺のものになる予定の女だからな・・・」
「それは無理だろ?未来の気持ちはあんたには向かないから」
「まっ、長期戦でいくよ。相手はお前だしな・・・でも、よりによってなんでお前が未来なんかを・・・な??世の中不思議なもんだよな」
俺の視線に気付き、笑顔を向けてくる。
俺はその笑顔を受け入れることなく、ただ無表情のまま青山を見ていた。
「俺な・・・未来はずっと俺のことを好きだと思ってたんだよ。好きではないとしても、俺を好きになるって自信もあった。それが・・・いきなり彼氏が出来たとか嬉しそうに話すからさぁ・・・正直焦ったっていうかさ・・・」
「でもあんただって付き合ってる女がいるんだろ??」
「ああ、大学ん時からの古い付き合いの彼女がいる。まぁ、お互い割り切った付き合いっつうか、そんな感じの・・・な」
「じゃあ、なんで未来と付き合いたいとか・・・意味分かんねぇけど??その女とは別れる気ねぇんだろう??」
「う~ん・・・まぁな・・・。でも、未来とは、未来が卒業してから付き合えばいいと思っていたからな。未来とは急ぐ必要なんてないってね。でも違った。そうじゃなかったんだ。未来はお前に・・・お前を好きになったからどんどん変わっていったからね」
「だからって・・・」
「お前のこと話す時の未来はさ、すごく幸せそうで、未来が一番いい顔する時はお前と一緒の時だし・・・何よりも未来は自分に自信をつけていったんだよな。それが俺にはどうしても許せなかった・・・未来は俺のものになる予定の女だからな・・・」
「それは無理だろ?未来の気持ちはあんたには向かないから」
「まっ、長期戦でいくよ。相手はお前だしな・・・でも、よりによってなんでお前が未来なんかを・・・な??世の中不思議なもんだよな」