やっぱり俺のお気に入り
「マジかよ?すげぇなぁ・・・」
「別にすごくないって・・・」
驚く俺に、苦笑いの宗。
「親父の仕事のこととか、いちいち話すことでもないしさ・・・誰にも言ってなかったんだけど・・・・・」
まぁ、確かにこんなの聞いたらどんな奴でも驚くか。
それを言わないのも宗らしいけどな・・・・・。
「じゃあ、なんで俺に話すわけ??」
「うん・・・俺・・今度のそのコマーシャルソングをさ・・・・・親父に平岡さんを推薦したいと思うんだよね」
「はっ??推薦・・・って・・・未来を??」
「そう。文化発表会で平岡さんの歌を聴いた時から、ずっと思ってたんだ」
「それって未来には??」
「まだ言ってない・・・・・だから龍斗から言ってくんないかな??・・・・・その話をさ・・・・・」
宗はそう言うと名刺を一枚俺に差し出し、
「これ、平岡さんに渡してほしいんだ。採用する、しないより・・・・・平岡さんの気持ち次第なんだよ。親父は俺が平岡さんのこと話したら今すぐにでも会ってみたいって言ってんだよ」
と、目を輝かせるようにして言った。
「別にすごくないって・・・」
驚く俺に、苦笑いの宗。
「親父の仕事のこととか、いちいち話すことでもないしさ・・・誰にも言ってなかったんだけど・・・・・」
まぁ、確かにこんなの聞いたらどんな奴でも驚くか。
それを言わないのも宗らしいけどな・・・・・。
「じゃあ、なんで俺に話すわけ??」
「うん・・・俺・・今度のそのコマーシャルソングをさ・・・・・親父に平岡さんを推薦したいと思うんだよね」
「はっ??推薦・・・って・・・未来を??」
「そう。文化発表会で平岡さんの歌を聴いた時から、ずっと思ってたんだ」
「それって未来には??」
「まだ言ってない・・・・・だから龍斗から言ってくんないかな??・・・・・その話をさ・・・・・」
宗はそう言うと名刺を一枚俺に差し出し、
「これ、平岡さんに渡してほしいんだ。採用する、しないより・・・・・平岡さんの気持ち次第なんだよ。親父は俺が平岡さんのこと話したら今すぐにでも会ってみたいって言ってんだよ」
と、目を輝かせるようにして言った。