やっぱり俺のお気に入り
「龍斗??・・・今どこらへん??」



「ん??もう着いたよ。待ち合わせの店にいる」



「えっ?早っ・・・じゃあ、あたしも急いで行くねっ・・・待ってて」



「おぅ!!待ってる」



携帯を閉じ、一人でニヤけてしまう。



だってもうすぐ、あともう少しで会えるんだぜ。



「お待たせしました。ご注文のアイスコーヒーです。」



ニヤけた顔を店員の女の子に思わず見られて我に返る。



「・・・・・」



その店員の子はアイスコーヒーを俺のテーブルに置くとしばらく黙って俺を見つめた。



「・・・・・?何か?」



俺が声をかけると真っ赤な顔になって、



「あっ/////スイマセンっ・・・思わず見とれてしまって・・・あ、あの・・・ゴメンなさい」



そう言って慌てながらその場を離れた。



ふ~~ん・・・・・可愛い反応だな・・・・・。



ってか・・・・・ダメダメ・・・・・。



俺は今から未来に会うんだ。そんな事考えてらんねぇって・・・・・。




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