やっぱり俺のお気に入り
「未来ちゃん、ほらっ、ここ座んなよ~!」



俺は自分の動揺を隠して自分の隣を指差して、



大げさなくらい、大きく手を振って手招きする。



「あ・・・・はい/////」



ベンチの端に遠慮ぎみに座る平岡未来。



そんな態度に俺はわざと近づいて、



肩が触れ合うくらいの距離の所に座りなおした。



「未来ちゃん、それでさっきの質問の答えはどうなったの??俺に手紙くれた理由!」



「えっ・・・・・それは・・えっと・・・その」



ホントは理由なんてどうでもよかったのかもしれない。



俺は目の前のこの女に興味を持ったのか・・・?



知りたかった・・・・・



俺にどんな反応で答えるの?



さっきみたいに笑って・・・・・



俺を・・・・・癒してほしかったのかもしれない。

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