やっぱり俺のお気に入り
美由紀・・・・・か。



なんとなく引っかかってはいた。



美由紀の気持ちは知っているから。



俺に対する態度やメールでも伝わってきてはいた。



もしかしたら美由紀が・・・・・平岡未来に?



そんなことが頭をよぎる。



俺に平岡未来のことを聞いてきたのもあいつだし・・・・・あり得なくはない。



でもそう思うと当てはまりそうな女は他にも沢山いて、考えたらキリがない。



俺が今までしてきたいい加減な態度のツケが回ってきたか・・・・・。



特定の彼女を作るってことは、俺の周りのすべての女と縁をきるってことだ。



そんなの出来んのかよ・・・・・。



イヤ・・・そうしなきゃいけねぇんだ。



本気で女と付き合うってのはそういうもんだろう?



ったく・・・・・俺がこんなんでどうすんだよ。






< 69 / 296 >

この作品をシェア

pagetop