やっぱり俺のお気に入り
明らかに動揺しているのが分かる。
俺は黙って、美由紀の反応を見ていた。
「知らない・・・あたし、何も言ってないし・・・マジ意味分かんないっ・・・平岡未来がそう言ったの??それならあの子は最低だよね?だって龍斗の気を引こうとしてそんなデタラメ言ってさ・・・龍斗もなんでそんなの信じるの??」
美由紀の気持ちが俺にあることは知っていた。
ずっと前から分かってたこと。
「違う。平岡未来は何も言ってない。ただ俺がそう思っただけ。でも俺の勘違いじゃないだろう?」
美由紀の気持ちには応えられない。
俺は美由紀に何の感情も湧かない・・・今もこれからも・・・それは変わらない。
「なんでっ・・・・・あたしはこんなに龍斗が好きなのに・・・・・なんで・・・あたしを・・・見てくれないの?あんなブス・・・・どうでもいいじゃん。あたしの方が可愛いじゃん。あたしはいつだって龍斗が好き。好きで好きで・・・なのに・・・なんで、なんであんな・・・あんな子選ぶの??」
いつも適当に美由紀の喜びそうな言葉を並べて、美由紀のことを何も考えてなかった俺。
結果的に美由紀を傷つけたなら・・・・・
悪いのは・・・・・俺だよな・・・・・。
「ごめんな、美由紀。俺、美由紀を好きっていう気持ちでは見れねぇんだ」
「・・・そんなの分かってる・・・よ。龍斗の・・・バ~カ・・・知ってるよ・・・そんなの・・・・・分かってる。分かってからツライんじゃん・・・・・」
「泣くなよ・・・・・」
「泣いてない・・・泣きたくないもん」
人に気持ちはごまかせない・・・・・。
曖昧な態度は時に人を傷つけるんだってこと・・・俺はもっと知っておくべきだったな。
俺は黙って、美由紀の反応を見ていた。
「知らない・・・あたし、何も言ってないし・・・マジ意味分かんないっ・・・平岡未来がそう言ったの??それならあの子は最低だよね?だって龍斗の気を引こうとしてそんなデタラメ言ってさ・・・龍斗もなんでそんなの信じるの??」
美由紀の気持ちが俺にあることは知っていた。
ずっと前から分かってたこと。
「違う。平岡未来は何も言ってない。ただ俺がそう思っただけ。でも俺の勘違いじゃないだろう?」
美由紀の気持ちには応えられない。
俺は美由紀に何の感情も湧かない・・・今もこれからも・・・それは変わらない。
「なんでっ・・・・・あたしはこんなに龍斗が好きなのに・・・・・なんで・・・あたしを・・・見てくれないの?あんなブス・・・・どうでもいいじゃん。あたしの方が可愛いじゃん。あたしはいつだって龍斗が好き。好きで好きで・・・なのに・・・なんで、なんであんな・・・あんな子選ぶの??」
いつも適当に美由紀の喜びそうな言葉を並べて、美由紀のことを何も考えてなかった俺。
結果的に美由紀を傷つけたなら・・・・・
悪いのは・・・・・俺だよな・・・・・。
「ごめんな、美由紀。俺、美由紀を好きっていう気持ちでは見れねぇんだ」
「・・・そんなの分かってる・・・よ。龍斗の・・・バ~カ・・・知ってるよ・・・そんなの・・・・・分かってる。分かってからツライんじゃん・・・・・」
「泣くなよ・・・・・」
「泣いてない・・・泣きたくないもん」
人に気持ちはごまかせない・・・・・。
曖昧な態度は時に人を傷つけるんだってこと・・・俺はもっと知っておくべきだったな。