嫉妬させよう大作戦!
うん、2人に相談しよう。
「あのさ……………」
そして、清波があたしに対して冷たすぎること
もうあたしのこと好きじゃないのかもしれない
こと
など話した。
「「う〜ん。」」
舞と連が2人に揃って腕を組んで考えている。
ドンッ
「嫉妬させればいいじゃん!」
舞が机に両手をドンッとおき、
ニヤッと何か企んでいるような笑みを一瞬浮かべた。
「それ、いいかもね〜。」
「え?嫉妬させる?
私が清波くんに??」
清波くん絶対嫉妬しなさそう。
だってあの清波くんだよっ?!
あたしにあんまり感心ないし…。
冷たすぎるし…。
「じゃあこれから美波は連といつも以上に仲良くしてね。」
「……。」
「登校も下校も連と一緒にしてね。」
「え?! 舞は?!
舞と一緒に登下校したい!!」
いつも舞と一緒に登校も下校もしてるのに。
たまに連もいるけど。
「あたしはこれから翔と登下校するね。」
じゃ。と手を振り、極上のスマイルを見せて自分の席へと戻っていった。