極上に甘いキスしてみない?
けれどわたしが由梨奈ちゃんにしてあげられることなんてないのが事実…
「なんか疲れちゃったな…」
それからその日の由梨奈ちゃんは
どこか気が抜けているような感じで…
いつもお昼は翼先輩と食べていたけれど
今日は断って由梨奈ちゃんと食べることにした
けれど…
「由梨奈ちゃん?」
「……」
わたしが名前を呼んでも返事がなくて…
おまけに
「ゆ、由梨奈ちゃん!ジュースこぼれてるこぼれてる!」
パックのジュースがひっくり返っている