極上に甘いキスしてみない?



駅まで全力で走り続けて


「伊織くん!電車来てるよ!」

「はいはーい」


駆け込み乗車…


「は、はぁ…なんとか間に合うかな…」

「桃ちゃんお疲れだね」


ずいぶん走ってなかったもので
息が上がってしまう…

それにくらべて


「ん?俺の顔になんかついてる?」


「な、なんで伊織くん疲れてないの…?」

わたしはへとへとなのに
なんで伊織くんは涼しい顔してるのさ!


「桃ちゃんと違って体力あるから?」

「なっ!」

自分で体力あるって言うなぁ!

< 298 / 330 >

この作品をシェア

pagetop