極上に甘いキスしてみない?



なんだろう…胸の奥がざわついた…


「じゃあ、俺いくけど大丈夫?」

「あっ、はいっ。ここまで運んでくれてありがとうございました。」


「ひとりで寂しくない?」

わたしの頭を撫でる先輩

「寂しくないですよ」


「うさぎは寂しがり屋だよ?」

「わたしはうさぎじゃないですもん」


「ははっ、そっか。桃花ちゃんはゾウだっけ?」

「否定しないですけど…。そんなに笑わないでくださいよ…!」

先輩やっぱり笑いすぎです


「じゃあ、なんかあったらすぐに俺を呼ぶんだよ?いい?」

「は、はい」


「桃花ちゃんに呼ばれたら飛んでくるから」

「えっ、先輩飛ぶんですか?」

「桃花ちゃんのためならね?」

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